数の数え方が変わっている

数の数え方が変わっている

2021年8月18日

数の数え方で独特の庄内弁あり

人の数え方

庄内弁意味
ひとり一人
ふたり二人
さんにん三人
よったり四人
ごにん五人
以下、〇〇にん六人以降同じ

何故か、4人だけ「よったり」と言う。「ひとり」「ふたり」の流れを汲むと「みったり」となりそうだが法則崩れで「さんにん」となるのに、なぜか四人だけ「よったり」と法則通りに戻り、五人以降はまたまた法則崩れで「ごったり」「ろくたり」とはならない。

「あこのいは、子供よったりもいるから、にぎやがだぁ」
「あそこの家は、子供が四人もいるから、賑やかだ」の意味。

なぜ、「よったり」なのか?疑問は尽きない。

日にちの数え方

 

庄内弁意味
さきおとどい・さきおどでぃ三日前
おとどい・おどでぃ ・おどでぃな一昨日
きんのぉ昨日
きょう今日
あした明日
あさって明後日
さあさって、さのあさって三日後
しあさって四日後
さきあさって五日後
やあさって、やのあさって六日後
やのやのあさって七日後

爺さん婆さんが言っていた記憶を頼りにまとめると大体今感じなのだが……。これは全国的にはどうなんだろう?多分「しあさって」「やのあっさって」はこの辺でしか使わないのではないかと思うのだが……。

何か、「雅」を感じるではないか?美しい庄内弁じゃ。

時間帯を表す言葉

あさま
ひるま
ばんげ 夕方遅い時間帯
よんま