庄内弁索引

庄内弁索引

2021年8月19日

庄内弁の単語をデータベース化してみた。

思いつくまま並べたので未完成。

ぞくぞく追加予定です。

単語 意味 用法 意味 備考
~~さけ、~~さげ(はげ) ~~だから んださげだめだっていったろや だからダメだって言ったじゃないか 京都の「~~やさかい」からの変形
~~さねでの ~~しないでね むりさねでの 無理しないでね 「さね」⇒しない
~~(して)らいね ~~していてはだめだよ。~~していられない。 そんなごどいってらいねもんだ そんな事を言っては、いられないものだよ 「して」+「居られ」+「ない」
~~でば ~~って言っているだろう まででば・こいでば 待ってちょうだいよ・「来い」って言っているだろう  
~~ねまね ~~しなければならない つくらねまね 作らなければならない 「ない」+「ば」+「ない」
~~の ~~ね んだの そうだね  
~~ばや ~~しよう筈がない わがろばや 分る筈がない  
~~みでだ ~~みたいだ

かえってきだみでだ

帰って来たみたいだ 「みたいだ」の東北系の訛り方
あぐ 歩く あべ 来い(歩けから変形)  
あぐど     津軽でもこういうらしい
あっちゃ あっちへ あっちゃいげ あっちに行け 関連:こっちゃ、そっちゃ、どっちゃ
あど もう あどい もう十分だ 「後は」から派生
あば おばあさん、行商のおばさん はまのあば 海岸から海産物を売りに来る行商人のおばさん  
あぶらぼっち 鬼ごっこ等のお味噌・味噌っかす 男の子の遊びに小さな女の子が入ると油ボッチ扱い 油は水に浮く。特別扱い。捕まっても鬼にならない 女の子を「ぼっち」と言ったらしい
あわけねぇ 簡単だ・あっさりしている あわけねぐきえてしまった あっけなく消えてしまった 「泡の気配」さえ無い
あろば 有るわけがない そげだごどあろばや そんな事有るわけがない 婉曲:あるだろうか?いや、無い
あんながぁ? 有るのか? かうったげかねあんながぁ? 買うだけ十分なお金を持っているのか?  
あんべ 具合・体調 あんべい・あんべわり・あんべみる 体調が良い・具合が悪い・具合を診る 「塩梅」が語源
いさこい・いさへれ 家に来なさい・家に入りなさい 建物としての家
そこのい・あこのい・ここのい・あっちのい そこの家・あそこの家・ここの家・あっちの家 家計としての家
いいごど 良い事 いいごどいいごど 本当に良いよね 「良い」+「事」
いがぐ 修理する ぼっこれだ鍬いがいで使う 壊れた鍬を修理して使う 「鋳掛ける」から派生
いっしぇこぐ 調子に乗っていい気になる、己惚れる、自慢する そげいっしぇこぐど、あどでこまっぞ そんなにいい気になっていると、後で困るよ 「一丁前」+「こく」(屁をこくのこく)
いだまし 可哀そう・痛々しい・もったいない     「悼む」+「しい」
うすけね・うすけねぇ 頭が悪い・記憶が緩い・判断力がない そげだうすけねごどでどすんなや そんな判断力がないような状態でどうするつもりなんだ? 「薄い」「気」さえ無い
うそこく 嘘をつく うそこき うそつき 「屁をこく」の「こく」
うそんこ 正式ではない、おためし うそんこ勝負 模擬試合 ⇔「ほんこ」
うだり犬 捨て犬     「うだる」+「犬」
うだり猫 捨て猫     「うだる」+「猫」
うだる 捨てる うだる・うだれ・うだんな・うだらね・うだらいね 捨てる・捨てろ・捨てるな・捨てない・捨てることが出来ない  
うるかす・うるがす 水に浸す 米うるがす 米を水に浸して給水させる 京都の古語
うるける ふやける      
おおぶじょほ 大変迷惑をかけました ほんとでおおぶじょほした 本当に大変ご迷惑をおかけしました。 「大不調法した」
おときと 落ち着かない様子 おときとする そわそわする  
おばこ 若い娘 おばこおけさライン 「佐渡おけさ」と庄内おばこ」で国道7号線  
おぼける びっくりする おぼけでこしぬかした びっくりして腰を抜かした  
おもやみだ 気が重い     「思い病む」が語源
おやぐ 親戚 おやぐがだのあづまり 親戚同士の集会  
がおる 疲れる・弱る なづばででからだごってしかだね 夏バテで体が弱わってどうしようない  
がす ごみ がすうだれ ごみを捨てなさい  
かね・かいね・けね 食べない・食べられない・食べることが出来ない たがぐでかいね・辛ぐでかいね 高すぎて食べられない・辛すぎて食べることが出来ない 「食わねぇ」が語源
かもる かまう ちいちぇこかもってくれ 小さな子供の面倒を見てください 「カモにする」とは語源が違う
きかね 気が強い きかねぇっこ 気が強い子供 「人のいう事を聞かない」が語源
きかんぽ 暴れん坊 きかんぽなこ 乱暴な子 京ことばの「赤ん坊」の「坊」と「人のいう事を聞かない」の組み合わせ
きけね 聞こえない きげねもの 聞こえないんだもの 「聞こえ」+「ない」
ギッタンバッタン・ギッタンバッコ シーソー      
きもけだ 驚いた     「肝消えた」「魂消えた」
く・け・こ 食う・食え・食べよう かきけ 柿を食べなさい  
けっずげだもの こんなもの けっずげだものうだってしまえ こんなもの捨ててしまえ  
けっちょ 逆さま 裏げっちょ 裏返し  
げっぱ ビリ(序列最後) 運動会でげっぱこいだ 運動会でビリになった。 「下」の「端」
けぶて・けぶてぇ 煙たい      
けもす かき混ぜる よぐけもしてけー 良くかき混ぜて食べなさい  
ける 物をあげる ける・けれ・けろ・けね あげる・くれ・あげよう・あげない  
こえ・こえぇ 苦しい こえぇごどこえぇごど 苦しい事と言ったらこの上ない  
こげ こんなに こげえっぺ、もっけだのぉ こんなに沢山、有難いです。 これは関西起源か?
ごげる 怒る・不平を言う・抗議する ごげらいだ・ごげらいる 怒られた・怒られる 「後家は口うるさい」から来た説
こさ ここに こさある・こさこい ここに有る・ここに来い  
こしゃう 作る こしゃったぁんけ 作ったんだった  
ごしゃぐ 叱る ごしゃがいだ・ごしゃがいる 叱られた・叱られる 目上の者が目下の者を叱る
こっちゃ こっちへ こっちゃこい こっちに来い 関連)あっちゃ、そっちゃ、どっちゃ
こちょばす くすぐる      
こちょばってぃ くすぐったい     「こちょばったい」ともいう
こっぱやぐ 早朝 こっぱやぐがら 朝早くから 「こっ早い」から変化
このげ 眉毛     「まなこ(目)上の毛」から派生
このじょ この間、この前 このじょはありがどの この前はありがとうございました 「この」+「序・所」だと思う
ざっこ 小魚     メダカとか鮒とかドジョウとか「雑魚」
さねばね しなければならない ちゃんとさねばねぞ シッカリしなくてはいけないよ  
じょうする・じょうたてる 鍵を掛ける じょうたててがらねねばだめだぞ 鍵を掛けてから寝なければいけないよ 「錠前の錠」+「閉める」
じょげなる 水浸しになる 雨で畑じょげなる 雨で畑が水浸しになる 「海の如し」⇒「如海なる」
じょさね 簡単だ そげだものじょさね そんなこと簡単だよ 「造作ない」「如才ない」が語源
じょなめる おめかしする じょなめるとめっこいごどこのうえね 化粧するとかわいいことこの上ない  
しょす 恥ずかしい しょすがり・しょしがり 恥ずかしがり屋  
じょんだ 上手だ まんずじょんだもんだ 本当に上手なものだ  
しんけたかり 癇癪もち しんけたかりでまんずこまったもんだ 癇癪持ちで本当に困ったもんだ 「神経」+「集る」
せぇ・そぅ・さねが しろ・しようよ・しないか? バスケットボールさねが? バスケットボールをしようよ?  
そげして・ほげして そうして そげしてどうすんなや? そんなことをして、どうするつもりなんだ? 「そんな状態に」+「して」
そげだごど・ほげだごど そんなこと そげだごどどでもい そんなことは、どうでも良い  
せずね 切ない 胸いだぐでせつね 胸が痛くて切ない  
せばの・しばの・しぇばの それじゃぁね。またね。さようなら。 せばのぉ、まだあしたのぉ それじゃぁ、また明日ね  
そっちゃ そちらへ そっちゃいぐ そっちへ行く 関連)あっちゃ、こっちゃ、どっちゃ
そね 縁取りのある板。浅い木箱 そね蕎麦 板蕎麦の庄内バージョン  
そんま すぐに そんまでぎっさげまってろ 直ぐに出来るから待っていなさい 「そのような僅かな」+「間」
たがぐ 持つ おもでがらたがいでくれ 重いから持ってくれ  
ダダこぐ 駄々をこねる ダダこぎ ダダをこねる子 「屁をこく」の「こく」+「駄々」
だだちね だらしない さけさだだちね 酒癖が悪い  
ただばし いっつも ただばしゲームばっかして いっつもゲームばかりして 「ただ」+「ばっかし」
たよさま 神主     百人一種の鳥烏帽子をかぶった男性を「たよ」と言う。「太夫様」から変化か?
ちいちゃこい 小さい     「ちっちゃい」+「っぽい」
ちゃっちゃと(ど) さっさと ちゃっちゃどせ さっさとやりなさい 日常茶飯事の「茶」の繰り返しが語源
ちょす 触る、いじる そげだものちょすな そんなもの触るな  
つらつけねぇ 遠慮がない つらつけねぇやろだ。 図々しい奴だ 「面」+「つける」が語源
でぇぐ・でぐ 大工     江戸訛り
でって・でぇって 大いに、~~だ でってたげごと 凄い高いね 「と言って」から変形
でぇって+まんず まったく+もう でぇってまんずわげわがらね 全くもう訳が分からない 「といって」+「もう」
てしょ 小皿・むらちょこ てしょさ醤油さして刺身食べれ 小皿に醤油をさして刺身を食べなさい 手盃から変形
でどご 台所     江戸訛り
ではる 出る(入るの逆) いさばっかりいねではやぐではってこい 家の中にばかりいないで、早く外に出てきなさい 「出張る」から派生
でんび・でんべ      
とけちゃ・とけちゃま 逆・あべこべ・裏返し シャツとけちゃまきて シャツを裏返しにして着て 「けっちょ」(裏)から派生
どさ? 何処へ? どさいぐ?どさある? どこに行く?どこにある?  
どっちゃ どちらへ どっちゃおぐ? 何処に置きますか? 関連)あっちゃ、こっちゃ、そっちゃ
どっこき・どっこぎ 怖がり・引っ込み思案 あのこはどっこぎださげ あの子は引っ込み思案だから  
どやっても どうやっても、どうしても こんだけたのんでるのに、どやってもだめだが? これだけ頼んでいるのに、どうしても駄目か?  
ながし 洗い場     流し台の「ながし」
なす 弁償する なせ 弁償しろ 「直す」から派生
なり おっきなりして 大きな体をして  
なんぼがし よっぽど、いくらか なんぼがし頑張ったがわがらね どんなに頑張ったことか分からない  
にげ 二階 にげさあがる 二階に上がる  
無い      
ねー・ねーん 玄関口での挨拶。ごめん下さい。 ねーん、買う こんにちは、買い物に来ました 「他意はない」から派生
ねまる 床に座る まずねまれ まぁまぁ座りなさい 京都の古語
のたばる 横になる こさのだばれ ここに横になりなさい 「のしイカ」の「のす(押す)」と語源は同じ
はがいぐ 仕事や勉強が順調にはかどる 勉強はがいった 勉強が捗った。 「捗り」が「いく」
はっこい 冷たい はっこぐした水 冷やした水 「冷やっこい」から派生
はばける のどに詰まる、むせる のどさ餅はばけて 喉に餅を詰まらせて 「幅」から派生
はやす スライスする、刃物で切り刻む 西瓜はやしてけー 西瓜を切って食べなさい 京都の古語
ぱやぱや 落ち着きなく動き回る様子 ぱやぱやしたこ 落ち着きのない子  
はらくち 満腹だ はらくちぐであどかいね お腹いっぱいでこれ以上食べられない 「お腹」+「きつい・苦しい」
ばんけ ふきのとう      
ばんげ 夕方遅く、夜 ばんげなったさげかえる 夜になったから帰ります あさげ・ひるげ、とは言わない
ひざかぶら 膝小僧     膝の「蕪」
びっき・びっけ      
びんこ もみあげ      
ぶぅ おんぶする ぶぅ・べぇ・ぼぉ おんぶする・おんぶしろ・おんぶしよう 「背負う」から派生
ぶしいろ・ぶすいろ 赤紫いろ あしぶっつけでぶしいろなった 脚をぶつけて、紫色になってしまった。  
ぶじょほ・ぶじょうほ 失礼 おおぶじょほした 大変失礼しました。 不肖から派生
ふるし、ふるしい 古い ふるしいいえ 古い家 新しい⇒古しい
べっと     蝶のことは「べっと」とは言わない
ほしたら そうしたら     「そ」が「ほ」に置換
ほげる 投げ捨てる 雪ほげ・ゴミほげの日 雪かき・ゴミを捨てる日  
ほごす・ほぐす 解体する ふるしぃいえほぐす 古い家を解体する  
ぼっこす 壊す ぼっこさね・ぼっこれだ 壊さない・壊れた 「ぶっ壊す」から派生
ほれみっちゃ そらごらん・ほら見た事か ほれみっちゃ、さぼってばっかりでうまぐいぐわげね そらごらん、さぼってばかりで上手くいくわけがないんだ。 「みっちゃ」⇒見てみろ
ほろける ぼっとしている。忘れている。ボケている ほろけてんな ぼんやりしているんじゃないよ 「遊び惚ける」の「惚ける」
ほんげ・ほげ・そげ そんなに ほげごげるごどねろや そんなに怒らなくても良いじゃないか?  
ほんこ 正式な、本気の、本番 ほんこの勝負 正式な勝負 ⇔「うそんこ」
まかす こぼす、ひっくり返す まがさねでけー こぼさないで食べなさい  
まぐまぐでぃう もやもやする まんずまぐまぐでぃうもんだ 本当にもやもやして気持ち悪くなるってもんだよ 「膜膜」+「~と言う」
まげる まける(安くする)    
まずい(まんずい) もう十分です まんずい、はらいっぺだ もう結構です。お腹いっぱいです。 「万事」+「よい」
まなご・まなぐ 目・瞳      
まま ご飯     「おまんま」から派生
ままざめ ご飯の支度     ご飯の前仕事
まんきたける 欲張る まんきたかり 欲張り屋。強欲 「万気」+「集る」
まんず とりあえず、本当に、第一に、まず まんずい もう結構です 「まず」から派生
みじょねけ・めじょけね かわいそう めじょけねごどめじょけねごど 可哀そうな事、可哀そうな事 身叙っけない
みみなりすずめ 耳にたこができる まいにぢいわいでみみなりすずめだ 毎日言われて耳にタコができるようだ 雀が耳元で鳴き続ける様を表現
むつける へそを曲げる むつけでいうごどきがね 臍を曲げて言うことを聞かない 「向かい」「つける」で「方向を変える」⇒へそを曲げる
めぐせ 醜い・かっこ悪い・ばつが悪い そげめぐせまねさいね そんなに、みっともない真似は出来ない。 「目」+「臭い」
めんこい・めんごい・めっこい 可愛い めんごぐね 可愛くない 面子が良い
めんごがる・めごがる 可愛がる・いつくしむ      
もぐ 果実などを枝から摘み取る 柿もぎ、梨もぎ 柿の収穫、梨の収穫 イチゴや西瓜・かぼちゃ等には使わない
もじゃくたらね 役に立たない そげだもじゃくたれねごどではだめだ そんな風に役に立たない様では駄目だ 「万事」+「役」+「立たない」。「万事」「尺」「足りない」
もっけだ 有難い もっけだごど ありがたい事です。  
もっしぇ(おもしぇ) 面白い・気分が良い もっしぇぐね思いした 面白くない思いをした。気分を害した。  
もってねぇ もったいない     「勿体ない」から派生
やがましぃ 五月蠅い、さわがしい やがましぃやろこだ 五月蠅い奴らだ  
やめる 痛む きんなあだまやめで大変だっけ 昨日は頭痛がして大変だった 「病む」から派生
やちゃね 乱雑に散らっている様子 やちゃねぇへやだ 散らった部屋だ 「やんちゃ坊主」の「やんちゃ」+「ない」
やばちぃ 水に濡れて冷たい くるまはねみずでやばちぐなた 車に水をはねられて、濡れてしまった 「氷」は「はっこい・ひゃっこい」
やや いいや・いいえ・いや(婉曲否定) やや違う いいえ違います

「否」か「嫌」の重複表現

やろ 男性 やろこ・やろだ 男の子・男の集団 蔑みの「野郎」の意味はない
やんだ 嫌だ そげだなやんだもの そんなの嫌だもの 「いや」から派生
よいでね 大変だ よいだ 簡単だ 「容易」+「ではない」
よぐたける 欲を張る よぐたげでめぐせ 欲張りで見苦しい 「欲」+「集る」
よばいる 御呼ばれする。ご馳走になる ばんげさよばいだ 晩御飯をご馳走になった。 「呼ばれる」の変化形
よぼ 見た目、容貌、器量 よぼい・よぼわり 器量が良い・見た目が悪い 容貌から派生
よんだ 欲しい よだがる・よんだが? 欲しがる・欲しいか? 「必要だ」から派生
らんき 本気・気遣い らんきたける 一生懸命にやる 「乱気」気が狂わんばかりに
らんきおこす 精神異常になる らんきおごして入院した 気が狂って入院した 「乱気」+「起こす」
ろくした ろくに~~ない、きちんと~~ない ろぐしたじゅんびしねがった ろくに準備しなかった  
ろぐだま 十分に、たいして ろぐだま練習しねあんけもの、うまぐいぐわげね 全然練習しなかったんだから上手く行くわけがない 「ろくに」から派生
貴方 わ・わーがだ、わーい、わだば 貴方、貴方達、貴方の家、貴方ってば 話している時の相手を示す
集団の中の「自分」 わ・わーがだ、わーい、わだば 自分・自分達・自宅・自分としては 「私」という意味では使わない
わりごど 悪い事 わりごどかんがえだんだけちゃ 悪だくみをしたんだってさ 反対語は「いいごど」
んだ そうだ んだのぉ・んでね そうだよね・そうじゃない 「そう」⇒「そん」⇒「ん」と変化
んだがも そうかもしれない んだごもだ そうかもしれないです 「しれない」は省略されている
んだたって そうはいっても んだってだまっておげねろ? そうはいっても「だまって」放ってはおけないだろう? 「そうだ」+「と」+「言ったって」
んだんでろ そうなんだろう、そうでしょうね いさいっだ。んだんでろ 家に居た。そうなんだろう?違う?

「そうだ」+「でしょう」

んだば それなら んだばのぉ それじゃあね 「そう」+「だ」+「ならば」
んであめや・んであんめや そうじゃないだろうに わざどやったんであめぜ 態とやったんじゃないだろうに  
んであめぜ・んであんめぜ そうじゃないだろう(同意を求める) ぬすんだんであめぜ 盗んだんじゃないだろうな?  
んでねば そうじゃなければ、或いは んでねば、こねわげね そうじゃなければ、来ないわけがない  
んです・んでがんす そうです・そうでございます 「んだ」の丁寧語・謙譲語   「がんす」はあまり使わないが…
んめ 美味しい んめぐね・んめもの 美味しくない・美味しい物(ご馳走) 「旨い」から派生